整体の効果を持続する?自分でメンテナンスする5つの方法
砂糖、炭水化物をなるべく減らす
砂糖(砂糖、はちみつ、人工甘味料など舌が甘く感じるもの)、炭水化物(ご飯、うどん、ラーメン、パン、お菓子など白い粉でできているもの)は、体の中に入ると糖化タンパク質という物質になります。この糖化タンパク質は、患者さんの不調の原因ナンバーワン。糖化タンパク質がからだに溜まると、
血液がドロドロに→内臓の働きが落ちる→体の全体の動きが悪くなります。
糖化タンパク質を減らすことで、血液がサラサラになり、体が楽になるのを実感でき、症状の改善も早くなります。
コンビニご飯、外食をできるだけ減らす
コンビニ食品やファミリーレストラン等の食事は、ほとんど加工食品。栄養はほとんどとれず、添加物がどっさり体の中に入って来てしまいます。
添加物は本来、体が処理できないものがほとんど。
胃腸に負担がかかるだけではなく、体内に蓄積される、体内の栄養素を外に流出させてしまうなどの問題点があります。さらに言うと、日本で許可されている添加物の数はイギリスやアメリカの約24倍。「食品に使われているんだから安全に違いない」とは決して言い切れないのです。
お腹がグーッと言うほど空いてから食べる
しかし、夜お腹がはちきれるほど食べ、翌朝まだ胃がもたれているのに、無理して朝ごはんを食べることはありません。食べ物を消化吸収していると時、体はそちらにほとんどエネルギーを回しているため、回復ができません。お腹に食べ物が無くなった時に回復モードに入るのです。ですから、お腹が空いている時間があればあるほど、体は回復しやすくなります。
カゼを引いたときも無理におかゆやヨーグルトを食べず、ただただ寝ている方が早く良くなります。
また、よくあるのが治りかけのドカ食い→症状悪化のコンボ。
治りかけの時が一番療養すべき時。回復を早めたい時は、1日2食や粗食を心がけましょう。
現在服用している薬の効果・副作用を読む
「高血圧の薬」「頭痛薬」「睡眠導入剤」「胃薬」・・・いろいろ種類はあると思いますが、その薬の主な作用・副作用は知っていますか?
例えば、気持ちが落ち着かない、眠れない等の時に良く処方される薬「デパス」。
頭痛が酷くて眠れない患者さんが、これを飲んでいることがありました。
しかし、よくよく調べてみると、デパスの副作用には頭痛・頭重・めまい・ふらつき・息苦しさが記されています。
これでは寝付けない原因の頭痛が悪化してしまう可能性がありますよね。
もらった薬を漠然と飲むのではなく、それがどういう薬なのかを確認するクセをつけましょう。
「なぜ、こういう不調を起こしたのか?」を過去を振り返り考えてみる
「この症状は診てもらえますか?」
必ずといっていいほど頂く質問ですが、もっとも重要な問いかけは、
「なぜ私の体はこういう症状を出さなければいけなかったのか?」です。
あなたが体の不調を起こしたのには、必ず原因があります。その原因を取り除くことこそが、最速で回復させる方法です。
例えば、長年腰痛でなやんでいる方が来院されました。
その方にこれまでのケガ・交通事故・病気・ストレスのかかった出来事を尋ねてみると、「中学の時にバスケでよく足首を捻挫していました」
「お腹は小さい頃から弱かったです」
という答えが返ってきました。
捻挫をくり返して足首がずれると、そのバランスを取るために膝・腰の骨がずれます。
また、お腹が弱い人は腸の働きを助ける為に腰~股関節周りの筋肉が硬くなってしまいがち。
この人の場合は足首のずれとお腹の弱さを調整することで、腰痛から解放されました。