整体でよく聞く「好転反応とは」
好転反応とは施術を受けた後に一時的に(ダルさ、痛み、眠気、熱感など)が強く出て、悪化したように感じる状態のことをいいます。
これは今まで動かしたことがないところを、初めて施術で刺激を受けたり、関節を動かしたことによって老廃物(乳酸など)が深部組織から流れ出て一時的に筋組織や関節組織を刺激して起こる現象です。
久しぶりに運動とかすると次の日に全身の疲労感や筋肉痛になったりするのと同じ現象です。
好転反応は良い現象?
施術を受けると、刺激が入るので施術を受けた晩や次の日まで痛みや倦怠感を伴うことがありますがこれは体から老廃物が排出し、筋肉に血流が流れ、関節の可動域が正常に戻ろうと自然治癒能力が働いている証拠です。
好転反応後の体の変化
- 筋肉の強張りが減り、柔軟性が上がる
- 血流・リンパの流れが良くなる
- 体の歪みが改善されて、姿勢が奇麗になる
- 内臓の働きが改善されて便通が良くなる
上記のような効果が表れます。なので施術後、痛みが出ることは特段悪いことではないのです。
好転反応ではない反応
整体で受けた後に起きた痛みは、すべて好転反応なのかと言われるとそうではありません。
当然、強すぎるマッサージやストレッチなどはかえって炎症が広がり、痛めている関節を無理に大きく動かせば悪化することが有ります。
強い刺激によって起こった痣や内出血も好転反応ではありません。
好転反応ではない痛みは症状を酷く悪化させたり、1週間以上痛みを伴ったりします。
好転反応では一時的に痛みを伴う期間は長くても1~2日が多いと思います。
あくまでも痛気持ちい程度の刺激で起こる現象が好転反応です。
当院での好転反応の対応の仕方
みらい整骨院での施術後でも好転反応が起こることがあります。
ただ、必要以上に強く押したり、強い刺激を入れたりしません。
あくまでも患者さんの反応を見ながら常に声をかけて施術に不快感や痛みがないか確認しながら施術をしていきます。
当然好転反応が出そうな筋肉や関節はあらかじめ説明もするので、もし施術後に痛みが出ても適切な対応が出来るようにご自宅での過ごし方もご提案しています。
好転反応が出にくくするための対策
- 初めて当院の施術を受けた人はその日の晩は熱いお風呂(41度以上)には入らず、シャワーで済ましていただく。※2回目以降は普通に入ってもらって大丈夫です。
- 施術した日はアルコールを控えていただきます。どうしても付き合いなどで飲む場合はいつもよりアルコール度数を下げてもらいます。
- 施術を受けた日は、運動などは控えて頂いて自宅でゆっくり休むようにしていただきます。
- 水分を多く接種してください。※アルコールやカフェイン飲料は除く
症状が改善するための施術になるので普段動かさない箇所を施術で刺激を入れることがあります。なので普段、あまり運動をされていない方や同一姿勢が続く仕事(デスクワークなど)をされている方は老廃物が蓄積されている方が多いので好転反応がでることが有ります。
施術後も快適に過ごして頂くことが1番なので、術後に不快感や痛みが出ないように最大限の努力をしています。